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問題が起きた時の対処法
問題が起きた時の対処法は、問題を数値化するです。
イメージで、問題を捉えないことが、問題解決のコツです。
こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
恋愛、結婚生活、仕事、お金、人間関係・・
人生で問題が起きた時の対処法を、初心者向けに解説します。

原因を特定して対処する
因果応報・・原因があって、結果があるのが、現実世界です。
悪い結果が出た場合。
悪い原因があります。
ゆえに、下図のように・・
原因を特定して、原因に対処するわけですが・・
ポイントは【現実的に原因を特定する】であり・・
その具体的な方法が【問題を数値化する】です。
というのも。
問題を数値化すべき理由
先日、私は、大きな魚が、いっぱい釣れたんですね。
と、聞いた時。
貴方の頭の中は、どういう自動思考が進みましたか?
自動思考とは、以下の記事のとおり、無意識(潜在意識)で自動的に行われる思考であり・・
思考の95%は、自動思考です。
「ほ~。大きな魚が、たくさん釣れたか」
上図のように、イメージする人もいれば・・
「ふーん。大きな魚が、いっぱい釣れたのね」
上図のように、イメージする人もいます。
どちらにしろ、それらは、個人的な妄想です。
つまり。
数値化しないと、妄想が進むわけですね。
恋愛、仕事、お金、人間関係・・
人生で問題が起きた時も、同じです。
問題を数値化しないと、問題をイメージで、捉えることになり、自動思考のままに、悪い妄想が爆発しがちです。
注意ポイント
問題を数値化しないと、悪い妄想が爆発する
言い換えると。
現実的な原因の特定ができないんです。
すると、対処法を間違えてしまいます。

具体例で見ていきましょう。
具体例【間違った問題解決の対処法】
「はぁ~最悪。今日も上司の機嫌が悪い」
萎えていると「そういえば、一昨日も、機嫌が悪くて、最悪だったな」一昨日の記憶も、よみがえってきました。
「思い返してみると、何度も、気分屋の上司に、切れられてきたな。最悪」
思考は、似た思考がリンクして続いていくため・・
次々と、【上司にキレられた記憶】が、よみがえってきて・・
「最悪。明日も、上司の機嫌が悪かったら、どうしよう?」
悪い妄想が、爆発し始めます。
「対処法って、ないよね。もう転職するしか、ないのかな?」
ネガティブな考えが、止まらなくなり、夜も寝つけません。
この苦しい状況から、早く逃れたいから・・
「もう、無理。限界!」
転職サイトに登録して、転職活動を始めました。
ちょっと待って!
人生で問題が起きた時の対処法は【問題を数値化する】です。
自分の頭の中だけで、イメージで、問題をとらえないでください。
人生の問題は、必ず、数値化して。
数字で、問題を把握してください。
対処法を考えるのは、その後です。


具体例【正しい問題解決のやり方】
では【上司がブチ切れる問題】を数値化してみます。
具体的には、「上司がブチ切れた日」の統計をとっていきます。

すると・・
「え?今月は、この前の2回しか、ブチ切れていない」
イメージと違って、実は、頻繁には、上司は、ブチ切れていないことが、わかってきました。
3カ月、続けると・・
「月に2~3回、ブチ切れることがあるのか」
統計をとってみると。
毎月、2~3回、ブチ切れる日があることが、わかってきました。
すると、こう感じました。
「転職するほどでも、ないか。月に2~3回、我慢するだけだわ」
さらに、傾向もつかめてきました。
ブチ切れる日は、月末に集中しやすいようです。
「月末は、ブチ切れやすいから、予め、心の備えをしておこう」
すると、ストレスも減っていきました。

そして、こう感じることになりました。
「危ね~。悪い妄想のままに、転職するところだった」
「【上司がブチ切れる】以外は、仕事にも職場にも、そんな不満ないもんな」
「上司は、普段は、悪い人ではないし」
人生の問題を客観視する方法
人生の問題は、数値化して「数字としては把握する」は、おすすめです。
例えば、上記の例で、統計をとってみた場合・・
「平均すると、月に7回、上司はブチ切れるのか。7回は多いなぁ」
「7を3に減らすには、どうすれば良いだろう?」

【問題を扱う】というよりも【数字を扱う】という感覚ですよね。
【問題解決に向けて、数字を改善していく】という感覚です。
すると。
問題を客観視できるようになります。
で、問題を客観視できるようになると・・
「あれ?慌てて対処すべきほどの問題でも、ないのか」
8割、そうなります。
というのも、下図のとおり。
研究により、心配事の8割は妄想と判明しているからです。
「あっ、なんだ。自分の悪い妄想だったのか」
問題を数値化することにより、自覚が伴うだけで、すぅ~と妄想が消えて。
「問題だ」と思っていたものが、問題ではなかったことに、気がつくことになります。


不安の仕分けについては、以下の記事で。
・【図解】不安な時の対処法【不安の仕分け】やり方!※スピリチャル好きな人へ
まとめ!正しい問題解決のやり方
今回の例は、【仕事で上司がブチ切れる問題】でしたが・・
恋愛や結婚生活でも、仕事でも、人間関係でも、同じです。
問題をイメージのままに扱うのではなく・・
問題を数値化して【数字を扱う】ようにするのが、正しい問題が起きた時の対処法です。
心理学により、以下のことが判明しています。
①ネガティブは記憶に残りやすい
②ネガティブ思考が行われやすい
これら、ネガティブバイアスについては、以下の記事が詳しいです。
・図解【ネガティブバイアス】克服方法【悲観的な性格】直したい人へ

で、悪い妄想を止めるには、「問題を数値化して、数字で考える」なわけですね。
なお。
問題解決能力の高め方は、以下の記事で。
最後まで、ありがとうございました。
感謝しています。
~追記~
【問題は、常に数値化して考える】
お金の問題も、そうです。
以下の記事が詳しいです。
・簡単!家計の見直しのやり方【1カ月の支出を項目毎に表にする方法】支出額を把握できない人へ


<名無き仙人>



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・「人生トラブルばかり」の原因【①観念②原則】スピリチャル編