目次
課題の分離のコツ【わかりやすく具体例】
課題の分離のコツについて、わかりやすく具体例で、図解します。
①恋愛
②夫婦
③職場
④家族（親子関係）
こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
なお・・
「課題の分離とは？」基本については、以下の記事が詳しいです。
・他人にイライラしない方法【課題の分離】他人は変えられない。自分を変える
恋愛の具体例（課題の分離のコツ）
上図のとおり【自分の課題】とは「自分は、どう生きるか？」であり・・
その｛自分の生き方｝に対して、「他人達が、どう評価するか？」は【他人の課題】です。
ポイント
【自分の課題】は「自分は、どう生きるか？」であり、自分の生き様への評価は【他人の課題】
ただし、恋愛では、男女とも「異性から、選んでもらう」必要がありますよね。
そのため、例えば・・
「私は、働くのが嫌いだから、ニートとして生きるんだぁ」と、自分を貫いても・・
異性たちが「え？あの人、ヤバっ」ドン引きするなら、恋人ができないわけです。
よって。
｛自分の生き方｝に対して、「他人達が、どう評価するか？」は【他人の課題】ですが・・
他人（異性）に「この人、素敵だな」と、認めてもらえないと、成立しないのが恋愛のため。
恋人が欲しいなら｛自分は、どう生きるのか？｝を、考え直す必要が、でてくるわけですね。
ゆえに、選択肢は・・
①恋人を諦めて、ニートを貫く
②ニートを諦めて、仕事に就く
③「ニートで良いよ」と言ってくれる女性を探す
複数でてきますが、メリットとデメリットを勘案しながら、｛自分は、どう生きるのか？｝を、考え直すわけですね。
この時、他人を変えようとすると、「世の中、専業主夫が多数派の世の中でも、良いじゃん」という主張を行い、他人達を変えようとすることになります。
でも。
他人達は、私が幸せになるために存在している｛私の奴隷｝ではないから・・
他人も、他人達によって構成されている社会も、私の幸せのためには、都合よく、変わってくれないです。
だから、早いのは、他人を変えようとするのではなく、自分を変える。
この例の場合なら・・
上図のような【働いたら負け。ニートが勝ち組】的な思い込みを、書き換えてしまって、就職する方が、早いでしょうか。
なお、｛仕事観の書き換え｝は、以下の記事が詳しいです。
他の例で言えば、自分としては「太っていても、別に、良いじゃん」と思う場合。
男性達のニーズに合わせて「ダイエットするかどうか？」なども、同じですね。
他人達のニーズに｛どこまで自分を合わせるか？｝という【自分の課題】なわけです。
夫婦関係の具体例（課題の分離のコツ）
夫婦といえども、夫（妻）は、別人格であり、自分では、ありません。
自分ではない・・つまり、他人です。
だから、夫（妻）が、イライラしていたら、それは、他人の課題です。
他人の課題だけども、夫婦は（離婚しない限りは）運命共同体であり・・
近い仲だからこそ、夫（妻）の幸福度は、自分の幸福度に、強く影響してきます。
ここで、「イライラするのは、辞めてよ！共同生活してるんだよ？自分都合で、嫌な雰囲気だすなよ！」と、相手に求めると・・
相手を変えようとすると、夫婦喧嘩になります。
【自分の課題】は「自分はどう生きるか？」です。
①夫（妻）が幸せになってもらえるよう、自分が様々な面で、サポート等を頑張る
②離婚して、新しい人生を始める
離婚は、極端な例ですが・・
基本的に、夫（妻）は、もう１人の大人です。
子供では、ないのだから・・
夫（妻）は、注意や指摘、脅しをして、性格や人格や習慣などを、変えさせる対象では、ありません。
夫（妻）をコントロールしようとするのを辞めて。
【自分の課題】である「自分はどう生きるか？」に集中するのが、基本になります。
なお「夫と妻、どっちが得しているか？」とか「夫と妻、どっちが折れるか？」など、相対で考えるのではなく・・
【自分の課題】である「自分はどう生きるか？」に集中するのがコツです。
職場の人間関係の具体例（課題の分離のコツ）
職場の人間関係における課題の分離も、夫婦関係の課題の分離と、同じです。
【自分の課題】である「自分はどう生きるか？」に集中するのがコツ。
上司や、職場の人達を、変えようと試みるのではなく・・
①自分を、職場の人達や、雰囲気に合わせる
②職場の人間関係や雰囲気が合わないから、転職する
③諦めて我慢して、副業や投資に、活路を見出す
などなど、【自分の課題】である「自分はどう生きるか？」に集中するわけですね。
なお、上図のように、自分が原因で、職場の人間関係が、上手くいっていないなら・・
自分の性格を改善する必要があります。
自分が原因の場合、転職しても、転職先で、また同じように、人間関係が上手くいかないからです。
この話は、以下の記事が詳しいです。
・人間関係【逃げていい人】と【逃げてはいけない人】違いは「自分が原因か？」
つまり、職場の人間関係でトラブる場合・・
自分の性格が原因の場合は【自分の課題】なわけですね。
そして。
「上司や同僚が、性格最低だから」の場合は【他人の課題】なわけですね。
ちなみに。
「上司や同僚が、性格最低だから」の場合は、以下の記事が詳しいです。
・5年も待てる？【職場編】性格悪い人の末路は自滅だが「正しい対処法」
もう１つ、ちなみに。
勤め先の会社が、倒産へと向かっているなら、それは【他人の課題】です。
自分は、１株も、もっていない、ただの｛雇われ従業員｝にすぎないので、勤め先の会社の業績は【他人の課題】なわけですね。
家族（親子関係）の具体例！課題の分離のコツ
上図のとおり、家族（親子関係）の課題の分離は【共同の課題】が、キーワードになります。
子供の責任は、親がとることになるので、子供の課題は、親の課題でもある・・【共同の課題】になるわけですね。
ただし。
子供は、自分ではない・・あくまで、他人。
その【課題の分離】が出来ていないと、過干渉や過保護になってしまい・・
子供をコントロールしようとすることになり、親子関係（家族関係）が、上手くいかなくなってしまいます。
子供が生まれてきたのは、子供の都合では、ありません。
親の都合で、子供は、生まれてきたわけだから・・
基本的に、子供の自主性に任せた結果、どうなろうと、親である自分が、責任を取る覚悟をもっておく・・それが【自分の課題】となるでしょうか。
なお、毒親に対する【課題の分離】では、親は、もう、いい歳した大人なので・・
基本的に、親の課題は【他人の課題】になります。
親子なので、簡単にはいきませんが、基本的な考え方としては、｛親の課題は【他人の課題】｝です。
課題の分離のコツ（まとめ）
アドラー心理学【課題の分離】のコツは、【自分の課題】と【他人の課題】とを仕分けして。
仕分け後は、【自分の課題】に、集中することですよね。
自分では、コントロールできないこと【他人の課題】・・関心の輪に、意識を向けても、何も変わらない・・時間と労力の無駄ですものね。
【他人の課題】へと、逃げることなく。
ひたすら【自分の課題】を解決していく。
そのことで、自分が幸せになる。
自分が幸せになることで、周囲に、笑顔や、優しさや、応援を、まき散らしながら、生きていく・・
周りの人達を、幸せにしながら、生きていく。
それが、仙人道です。
以下の記事のとおりです。
・【日本の幸福度を上げる方法】名無き仙人の活動【社会的な意義】
さて、最後まで、ありがとうございました。
感謝しています。
～追記～
課題の分離について、関連記事は、以下となります。
・他人にイライラしない方法【課題の分離】他人は変えられない。自分を変える
・「課題の分離は無責任で冷たい」と感じる理由【幸せを他人に依存しているから】
＜名無き仙人＞
★関連記事★
・【図解】人のせいにする人の特徴＆末路【不幸】※自己責任と幸せはセット
